最近は簡単に借入ができるようになったのでキャッシングやカードローンを利用したことがある人も増えてきたと思います。

 

そこでもっとも注意しないといけないのが返済の滞納や延滞についてですが自分の返済能力を考えずに多額の借り入れをしてしまったり、借り入れできたことに安心して返済を忘れてしまうというケースがよくあります。

 

もちろんこのような事態は避けなければいけませんが今回は返済に遅れそうになった場合の手数料や対応方法について解説していきます。

 

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カードローン返済を延滞するとどうなる?

◎返済の延滞とは

毎月の返済期日に支払いが間に合わないことを返済の延滞・滞納・遅延・未払いなどと言います。返済方法はATMでの振込返済や銀行の口座振替などが主な方法でこれらは契約時に決められています。

 

返済方法や金額については借入時の契約書に記載されていますしそれでもわからない場合はほとんど業者は電話で問い合わせることができるので返済方法や金額がわからなかったので返済に遅れたなどという言い訳は通用しません。

 

◎返済を延滞するとどうなる?

それでは返済を延滞するとどうなるかについてですが借入先が消費者金融の場合はその金融会社から、銀行カードローンの場合は提携している保証会社から連絡が入り返済を迫られます。

 

しかしドラマや漫画のようにいきなり家に押しかけてきて乱暴なことをされることは今の時代ほとんどありません。

 

◎業者の取立て手順とやり方

今回は大手の消費者金融の取立てを例に解説していきます。

 

取立ては大きく分けると3段階に分かれていますがほとんどの場合貸し倒れされることはなく以下のどこかのタイミングでなんらかの処理がされます。

 

STEP1.電話と郵便による取立て

返済期日になっても入金が確認できない場合その翌日に女性スタッフが債務者の自宅あるいは携帯に電話をします。

 

電話に関しては契約時に自宅に電話をしてもいいかの同意欄にチェックが入っている場合のみ自宅にかけることができるのですがほとんどの場合はNGにしていることが多いので携帯に電話が入ります。

 

電話に出ない場合は留守電に折り返しの旨を残して様子を見ます。返済期日から3日が経過しても入金や折り返しの電話がない場合は次は男性スタッフにその人のリストが回ってきて男性スタッフから再度電話をします。

 

そこでも返済期日が過ぎているのでなるべく早めに返済してほしい旨を伝えます。そしてそれでも何の反応もない場合は次は自宅に封書を送って返済を催促します。

 

その封書は開封するまでは業者名がわからないようにされているので同居している人がいてもバレる可能性は低いです。

 

封書の内容としては返済を催促する内容のものと元金と利息に加えて遅延損害金を加算した金額の返済明細書が送られてきます。そしてこの後電話と郵便が繰り返されます。

 

STEP2.自宅訪問による取立て

電話と郵便を繰り返してもそれでも1ヶ月以上反応がない場合は男性スタッフが直接自宅に訪問します。

 

ただし同居人がいる場合は直接訪問されることはほとんどなく業者側が配慮してくれています。自宅訪問に関してですが借入金額の大小に関係なく連絡が取れない人のところに訪問します。

 

スタッフが来るのは基本的には支店の営業などの通常業務が終わった後なので夕方以降になることがほとんどですが20時までしか訪問取立てをしてはいけない決まりがあるのでその間の時間帯になります。

 

自宅訪問をされたからと言ってすぐにその場で返済を求められることはなくまずは事情を聞かれその上で返済計画書を一緒に作成し誓約書を書かされます。

 

新たに毎月の返済金額や回数を決め今後はそれに従って返済していきます。

 

STEP3.裁判所による取立て

業者は返済期日から3ヶ月ほど経過するとこれまでの取立てに加えて裁判所にも訴える準備を進めていきます。

 

裁判所に訴えられると給与の差押えか全額返金のどちらかを求められますが給与の差押えの場合は自分が勤めている会社に確実にバレてしまうので全額返金になることがほとんどです。

 

債務者は裁判所から全額返金を求められるとその返済義務が生じますが手元に全額を支払えるぐらいの現金があることは稀なので最終的にはその金額を分割返済していくというところに落ち着きます。

 

また債務者が破産すると借入金は免責になるので業者はそうならないように返済計画については譲歩してくれることもあるのでまずは話し合うようにしましょう。

 

破産による免責を阻止することもある!?

債務者を弁護士を通して裁判所に対して破産の申し立てをすることもありますが裁判所から破産が認められ免責になると業者はそれ以降取立てすることができなくなります。

 

借入金が膨らみすぎて返済がほぼ不可能と判断されると業者も諦めがつくので免責になることが多いですが少しでも返済してもらえる可能性がある場合は免責を阻止しようとしてきます。

 

免責を阻止されるケースですが例えば借入先が複数社ある中で他の業者への支払いは完済しているのに1社だけ踏み倒そうとしている場合や借入金を競馬やパチンコで使ってしまった場合です。

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これらは業者が信用情報を確認したり本人との話し合いの中ですぐにわかりますし全て免責不許可事由に当てはまるので業者側は見逃すことはありません。

 

◎返済せずに行方を暗ますことはできる?

行方を暗ますことで借金を踏み倒そうと考えている人もいるかもしれませんが業者は顧問弁護士などを使って新たな居場所を突き止めてきます。

 

居場所がわかるとこれまでと同様に取立てが再開しますし一度逃げようとしたことで立場が悪くなるので条件交渉もしずらくなります。

 

◎破産申告は自分でもできる?

どうしても返済できない場合は破産申告をして債務を帳消しにすることができます。この処理はもちろん自分で行うこともできますが破産申告を専門にする弁護士に依頼する方がより確実が高いと言えます。

 

準備しなければいけない書類も多い上に業者は専門家なので自分ひとりではほとんど太刀打ちできず破産申告が認められないケースもあります。

 

1回でも延滞するとブラックにリストに載ってしまうのか?

◎ブラックリストに載るとは

金融用語の一つではありますが実際にこういったリストは存在しません。信用情報機関というところがあり個人のカードローンやキャッシングなどの借入状況や過去の返済記録などの情報が登録されています。

 

過去に自己破産をした人や滞納を何度も繰り返している人はこの信用情報機関に記録されている情報がブラックであるといわれ、そのような人は『ブラックリストに載っている』という風な使われ方をします。

 

◎ブラックリストに載る条件!1回でも延滞するとアウト?

自分の信用情報に傷がついてしまうブラックリストですがそこに載ってしまうのはいくつか条件があります。

 

一度ブラックリストに載ってしまうと長い場合だと10年ぐらい事故情報が残るので避けるようにしましょう。

 

条件1.借入の無断延滞を繰り返す

何事にも当てはまりますが何回も無断で約束を破られるとその人は信用がないとされるように返済期日を毎回無断で守らない人はブラックリストに載ります。

 

条件2.返済期日から61日以内の延滞を複数回繰り返す

返済期日から2~3日ほど遅れて返済する分には延滞とは見なされずブラックリストに載ることはほとんどありませんが、これが何度も続いてしまうといくら短期の滞納とは延滞の常習者と判断されるので許してくれません。

 

またキャッシングを含むクレジットカードの場合3回目以降の延滞が確認された時点で利用を停止されたり、さらに返済が遅れる場合は会員資格の取り消しやカードの回収が行われます。

 

条件3.返済期日から62日以上の長期延滞をする

62日以上の長期間返済が遅れる場合は一度の延滞で一発アウトです。すぐに信用情報期間にブラックとして記録が残ります。

 

電話や郵便などで何度も催促されているにも関わらず返済に応じないとなるとかなり重度のブラックになりますし長期間借入や新規の申込ができなくなってしまいます。

 

遅延損害金とは

借入金の返済が遅れてしまうとその分業者側に余分なコストが発生するのでその迷惑料として遅延損害金を毎月の返済金額に加算して支払う必要があります。

 

基本的にどこの銀行や消費者金融にもこの制度はありその金額は実質年率20.0%で設定されていることがほとんどです。

 

中には東京三菱UFJ銀行やオリックス銀行のカードローンのように20.0%未満の業者もあります。

 

ただし大前提として返済期日を遅れることを想定して借入することはあり得ませんのでしっかりと計画を立て遅延損害金など気にしなくてすむようにしましょう。

 

遅延損害金の計算方法

遅延損害金は日割り計算になりその金額を通常の利息に加算して返済します。

・遅延損害金=借入額(元金)×遅延損害金年率÷365日×延滞日数

例えば10万円の借り入れをし遅延損害金年率が20%で30日間の延滞をした場合遅延損害金は1,643円になります。

 

返済期日に遅れそうなときの対応策

返済期日に支払いが間に合わないことがわかっている場合は必ず事前に電話連絡を入れるようにしましょう。

 

返済遅れるからといって電話越しに怒鳴られることはありませんしむしろ返済について相談に乗ってくれるところがほとんどです。

 

業者の中には毎月の返済金額を下げてくれたり、まずは利息分だけの支払いにしてくれるところもあります。

 

またこういった事前連絡をする債務者は少ないので事前に連絡を入れるだけでも業者にはモラルや誠実さがあると判断してもらえるので非常に好印象です。

 

ただし注意しないといけないのが事前連絡をしたからといって自分の信用情報に傷がつかないかというとそうではありませんので今後の借入や新規でカードを発行する際の審査に影響が出ます。

 

以上になりますが、きちんと返済をすることはもっとも大事ですがもし万が一返済が遅れそうになるときは必ず連絡をし相談するようにしましょう。

 

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