近年、企業用として新しい形の融資会社と話題のファクタリングですが、どんな形でも融資には違いありません。金銭が絡むとどうしてもトラブルに発展しがちです。

 

そこで、ファクタリングを利用するにあたっての危険性や注意点を紹介していきます。

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ファクタリングの注意点

契約時の最低限のルールとして2つ挙げられます。

 

契約する際は、面と向かって行うことが大事!

ファクタリングは個人融資とは違い企業向けで、数百万の融資なんてザラにあります。

 

たまに郵送で契約を済ませたいという方もいるようですが、こんな方に対してファクタリング会社は良い印象は持ちません。数百万が飛び交う契約を、顔も合わせず交わすことは非常識といえます。

 

にも関わらず、平然と郵送希望してこられると、ファクタリング会社からしてみると信用できない経営者。と判断されてしまい、契約が破談になることも有り得るのです。

 

契約内容は細部まで確認、説明を受けることが大事!

契約書に押印するということは、契約事項全てに承諾します。という意味になります。

 

子供のお約束ごととは分けが違います。契約後に「読んでなかった」「そのときは良いかと思った。」などという弁解は通じません。

 

なかには、あえて理解し難い言い回し方をして自社の都合良い内容にしていることもあります。ここで訳が分からぬまま押印して契約が成立してしまえば後の祭り。泣き寝入りする羽目になるでしょう。

 

ファクタリング会社は契約事項に対する質問に答える義務があります。何度も聞いたら恥ずかしい、申し訳ない。などと遠慮する必要は一切ありません。分からないことは、どんな細かなことでも質問するようにしましょう。

 

2社間ファクタリング契約とその注意点!!

通常ファクタリングは[利用者][取引先][ファクタリング会社]の三社間で結ばれる契約なのですが、利用者の中には取引先に知られたくないという経営者もいます。

 

そんな経営者のために用意されているのが、[利用者]と[ファクタリング会社]の二社間による契約です。

 

しかし、「取引先にバレないようにとなると、売掛金はどうするの?」という疑問がでてきます。この二社間契約の場合、売掛金の徴収は他でもない利用者本人が行い、ファクタリング会社に受け渡すという流れとなります。

 

二社間ファクタリング問題で最も多いのは、利用者による“売掛金の使い込み”です。事前にファクタリング会社より売掛金分を受け取っていながら、渡す分の売掛金までも手を出してしまう行為です。

 

「つい出来心で…」「後日返すつもりで…」「知らない間に引き落とされていて…」事情は様々ですが、実はこの行為“横領罪”となります。

 

示談で解決することは0%と思ってよいでしょう。手続きの仕方は様々でしょうが、大半のファクタリング会社は、横領罪で事件として通報するか、損害賠償請求など、いずれも法的手続きを取られます。

 

涙で訴えても通用しない場合がほとんどです。そもそも二社間契約自体、利用者を信頼したうえで交わす契約なのですから、信頼を裏切るような真似は絶対にやめましょう。

 

3社間ファクタリング契約とその注意点

[利用者][取引先][ファクタリング会社]の三社間で行われる契約ですが、二社間と違い、取引先が含まれるので注意が必要です。注意点を説明する前に、三社間の流れを簡潔に説明しましょう。

 

1、利用者がファクタリング会社と契約を結びます。

 

2、ファクタリング会社が取引先にファクタリング契約を行った旨を連絡します。(この間、取引先に売掛金の確認なども行います。)

 

3、ファクタリング会社から利用者へ売掛金が渡されます。(この時点で、売掛金はファクタリング会社に譲渡されたことになります。)

 

4、支払日に取引先が、ファクタリング会社に支払い完了です。

 

一見みると良い流れにみえますが、ここで大きな問題なのが文頭でも記述している通り、“取引先”が絡んでいることです。

 

「支払日にまで待てないほど切羽詰まった会社と取引していて大丈夫なのだろうか…」などと思われないとも限りません。最悪、「ここは危なそうだから他にしよう」と取引先を失うリスクもあるのです。

 

三社間で契約を結ぶ場合、取引先からみて自社にある程度の信頼がないとリスクの高い契約といえるでしょう。

 

法外な手数料の請求とは

ファクタリングは中小企業を中心に、経営者に有り難いシステムといわれ、数々の企業が利用しています。

 

しかし、良いシステムは悪用もされやすいのです。ファクタリング会社のなかでも悪徳なファクタリング契約の手口と、対処法を紹介していきます。

 

この契約では、売掛金から諸々の手数料が差し引かれます。手数料はそれぞれ会社ごとに定められていますが、概ね10%~20%といったところです。

 

ですが悪徳ファクタリング会社で契約をすると、50%~60%の手数料をとられることがあります。これは完全に法外となっているので、被害後に訴える経営者もいますが、法的手続きを行うとなると、さらに費用がかかるため泣き寝入りする企業が多いのです。

 

悪徳会社に泣かされることのないよう、標準的な手数料を知っておく必要がありますので、ここで紹介しましょう。

 

・売掛金を譲渡するにあたっての手数料(基本手数料) … 5%~20%

・審査等の費用として … 1万~2万程度

・[債権譲渡登記]費用 … 10万前後

・交通費や収入印紙諸々

 

上記の金額を足すと、基本手数料が20%のファクターでも、30%以上の手数料は取られないと考えるのが通常といえます。

 

契約書の未作成先は注意が必要

ファクタリング会社の中には、契約書不要の会社もあります。

 

「会社同士の約束なんだから、忘れることも、破ることもないでしょうし、なにより信頼していますから。」などと言葉巧みに有耶無耶な状態で契約させて融資を行ったうえで、莫大な手数料を請求してくる悪徳なファクタリング会社もあります。

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こうした悪徳業者に騙されない。惑わされないために大事なのは、記録です。まわりを納得させるためには証拠(証明)が必要なのです。そしてその証拠なり証明となるのが、契約書や直筆のサインとなります。

 

電話のみでの契約なんて論外です。まずはお顔を拝見して、しっかり説明を聞き、疑問に思う点は質問する。そして全て納得したうえで契約書にサインしましょう。

 

利用者による嘘の申告とは

資金繰りに困っている経営者が利用する際に多くでる問題が“虚偽の申告”です。少しでも多く、そして好条件で融資を受けたいがあまり、自社の経営状況はもちろんのこと、取引先のことまで嘘の申告をしてしまうケースです。

 

これが三社間の契約なら、取引先にファクタリング契約を結んだことの連絡だけではなく、利用者の申告した売掛金額が合っているかの最終確認を取引先と行うので、すぐにバレます。

 

ファクタリング契約は、信頼で成り立つものなので、ここで虚偽の申告をしてしまえば信頼は崩壊して、契約そのものが破談になることもあります。良い印象を与えたいという気持ちはさておき、事実のみ申告するようにしましょう。

 

二重契約でトラブルになる

悪質な会社もあれば、悪質な利用者もいます。いったい、どのような悪質な手口をつかうのでしょうか。

 

[1つの売掛金を幾つものファクタリング会社で譲渡契約する利用者]

例えば、AA社でファクタリング契約を行い、売掛金100万円分から20%の手数料を引いた80万円を受け取ったとします。通常なら、この後に取引先からファクタリング会社宛に売掛金の100万円が入金されます。

 

では、悪質な利用者の場合だとどうでしょうか。最初にAA社でファクタリング契約を行い、上記と同じく80万円受け取ります。その後、さらに他のファクタリング会社であるBB社とCC社でも同じようにファクタリング契約を行ったとしましょう。

 

すると、利用者は3社から80万円が渡されるのに対し、売掛金は100万円のみなので、後日ファクタリング会社である3社は困惑することになります。

 

この行為は[二社間契約の売掛金の使い込み]と同じく犯罪行為なので利用者を法的に罰することはできますが、肝心の売掛金が宙に浮いたままとなってしまいます。

 

そこで、契約後に[債権譲渡登記]という登録を行うことにしたのです。これは、【○○年○○月○○日○○時○○分に、○○さま(利用者)より売掛金を譲渡されました】という証明となるものです。

 

これにより、二重契約を行った利用者がいても、ファクター同士が、債権譲渡登記を見せ合うことで、一番早く譲渡された会社は、「自社に権利がある。」と証明することが可能となりました。

 

上記の例でいえば、最初に契約を交わしたAA社に権利がある。ということになります。ファクタリング契約を行う際は、売上債権1件につき1社のみ。これが鉄則です。

 

売上債権が入金直後の引き落としトラブル

二社間、三社間と選べるファクタリング契約ですが、なかでも利用者の責任が問われるのは二社間契約の場合です。

 

というのも、二社契約では取引先が介入しない分、利用者自らが取引先より売掛金を回収した上で、ファクタリング会社に渡すという義務があるからです。

 

二社契約では取引先が介入できないので、取引先より利用者自らが売掛け金を回収した後にファクタリング会社に。

 

この場合、利用者が気を付けるべきことは、振り込み口座と、引き落とし口座を一緒にしておかないことです。なぜなら、取引先から振り込まれたその日に同時に引き落としがかかってしまった場合、ファクタリング会社に渡せなくなってしまうからです。

 

ファクタリング会社に渡すお金だということは、事前に分かっていることですから、引き落とし用の口座を指定しているのであれば、引き落としのかからない口座をつくった上で、取引先に指定口座を変更してもらうよう手続きしましょう。

 

ファクタリングのトラブルを避けるには?

悪質な手口をつかうファクタリング会社や利用者がいるのは悲しいかな事実です。

 

しかし、悪気はないのに悪質行為のような結果になってしまった。という利用者もいることかと思います。とはいえ、いかなる理由でも成人で「分かりませんでした。」などという理由は通用しません。増して、経営者がそれでは信頼の欠片もありません。

 

[利用者によるトラブル]

売掛債権を売ったからには自分のお金ではない。という認識を持って、先払いしてもらったファクタリング会社に責任を持って返しましょう。

 

[ファクタリング会社によるトラブル]

会社は個人ではないので、トラブルが起きないよう事前にある程度の決まりを規定しているものです。それでも発生するトラブルの多くは、やはり悪質会社と契約を結んでしまった場合です。

 

騙されないようにする最大の方法は、焦らず、じっくり見極めることです。焦って悪質業者の餌食になってしまえば、それこそ巻き返すまでに時間も労力も費やすことになります。

 

ファクタリング会社の担当と直接コンタクトを取り、じっくり説明を聞いたうえで、良質なファクタリング会社を見極めましょう。

 

安全なファクタリング会社はこちら!

 

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