中小規模の企業経営者にとって、“資金繰り”は悩ましいものです。万が一、金融業者がお金を貸してくれないことになった場合はどうでしょうか?

 

資金の流れがストップして、会社経営はたちまち暗闇の中に飲まれてしまうでしょう。そんなとき、この“ファクタリング”の出番になります。

 

貸し手が見つからないという状況に風穴を開けるファクタリングについて、その長所・短所を見ていきましょう。

 

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ファクタリングのデメリットとは

以下は5つのファクタリングのデメリットを紹介しています。

 

手数料が発生する

ファクタリングを専門とする会社に対して、売掛金の買い取りを依頼する場合、“手数料”が発生します。利子ではない分、手数料という形でファクタリング会社の収入を確保しています。その手数料の相場は、大体において売掛金の5%から20%です。

 

ファクタリング会社によって、ここまで手数料の金額に開きがあるのは、サービスの内容が違ったり、取引する方法が違ったりするためです。

 

例え手数料の金額が高かったとしても、その分買い取りを迅速に行い、すぐさま資金を用立ててくれるケースもあります。逆に手数料金額が低くても、審査に時間がかかり、資金の準備が遅くなる場合もあるのです。

 

それぞれ良し悪しがあるわけですが、基本的にこの“手数料”というものが必要だということに注意しておきましょう。

 

返済は一度で済ませる必要がある

売掛金を買い取ってもらえるのはいいのですが、その分の金額の返済は一度で済ませる必要があります。分割支払いができないので、一括して支払えるように準備していなければなりません。

 

場合によっては交渉が長引く可能性も

ファクタリングには2つの取引方法が存在します。それは、2社の間で交渉するか、3社を交えて交渉するかということです。

 

2社で交渉した場合は、取引のある企業の“承諾”を得る必要はなくファクタリングを行い、早期の現金化を図ることができます。

 

一方、3社の間での交渉の場合、取引関係にある相手先の企業の“承諾”が必要になります。

 

その場合、相手先の企業に自社の苦しい資金繰りの実態が暴露されることになりますので、ファクタリングを行うかどうかの交渉に、長い時間がかかってしまう可能性があります。

 

売掛金が必要

そもそも“売掛金”というものが存在しなければ、このファクタリングという取引はできません。あくまでも売掛金の調達に苦しんでいる企業のためのものだからです。

 

売掛金の調達には苦しんでおらず、他の部門での資金繰りに困っている場合は、それに応じた対処をする必要があります。

 

個人事業主は利用できない

ファクタリングの対象となる企業は、あくまで法人の事業者のみです。それは、法人の企業と比べると、個人事業主は取引の規模や安定性に欠ける傾向があるからです。

 

ファクタリング会社にしてみれば、規模が小さければその分の利益が減少し、安定性に欠けると信頼性にも問題があると見なさざるを得ません。

 

信頼性の問題には他にもあり、法人企業と比べ個人事業主は取引内容に虚偽の申告や記載があるのではないかと、疑いの眼差しを向けられてしまう傾向にあります。

 

法人の場合は事業規模が大きいだけに、それだけ信用・責任に対する意識も高いだろうと見なし、個人の場合は規模の小ささゆえに意識も低いだろうと見てしまうのです。

 

全ての個人事業主の信頼性が低いわけではなく、法人企業だからといって良いというわけでもありませんが、どうしてもそのように見られてしまう傾向があることは否めません。

 

また、税理士というスペシャリストに相談していないケースが個人事業主には多く、その場合はファクタリングについてもよく理解していないと判断されるでしょう。

 

個人事業主がファクタリングを利用する場合、これらの弱点を克服する必要があるのです。

 

ファクタリングのメリットとは

以下は6つのファクタリングのメリットを紹介していきます。

 

即座に現金を用意できる

ある企業が商品の納入を受け、取引先に対して、代金の支払いが未だに済んでいない分のことを“売掛金”といいます。

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その売掛金を“買い取る”ことを専門とする会社が存在するのですが、そのサービスのことを“ファクタリング”といいます。

 

要するに、“一時的に肩代わりとなって買い取ってくれる=売掛金の債権を譲り渡すこと”によって、納入された商品の代金を現金化し、手早く用意できるということです。

 

これは資金繰りに行き詰って、金融機関からも見放された企業にとって、良い意味での“寝耳に水”の出来事になります。

 

なぜなら、このような手段があることが分かったとき、すぐさま活路を見いだせることになるからです。最も早い場合、その日のうちに現金を手に入れることができます。

 

担保は必要なし

ファクタリングは融資ではありません。そのために“担保”を必要とするということもありません。

 

もし“融資=借金”ということになれば、支払いができなかった場合のために、担保が必要になります。これでは担保に出したものが差し押さえられると、そこで経営は終わりです。

 

ファクタリングではそのような心配をする必要がないことが、とても大きなメリットです。

 

利子がない

融資の場合では“利子”が付いて、返済金額が膨らむほど、また返済期間が長くなるほど、その負担は大きくなり、企業経営を長きに渡り圧迫します。

 

しかしファクタリングでは、“融資を受ける=借金をする”という扱いにはならないため、企業の収支関係の書類に“借入金”と記載する必要はありません。

 

資金の流れを正常化できる

企業における資金の流れの状態を調査して計算する書類のことで、“キャッシュフロー”と呼ばれるものがあります。

 

ファクタリングで資金を調達した場合、先ほど説明した“借金”として扱われないため、キャッシュフローに“マイナス”として計上せずに済みます。

 

そればかりか、止まっていた資金の流れを正常に戻すことが可能になり、それは企業の社会的信用を失墜させずに、安定させることを意味します。

 

赤字でもファクタリングは可能

経営の状態によって審査に通してもらえない金融機関とは違い、とりたてて審査の問題になるようなことはほとんどありません。例えば今現在、企業が赤字経営に陥っていたとしても関係ありません。税金が滞納状態であっても大丈夫です。

 

それはファクタリングを専門とする会社が、売掛金の債権を困っている企業から買い取り、売掛先となっている企業からの入金を受け付ける仕組みだからです。

 

要するに、売掛先である企業が健全であるなら、ファクタリング会社にとっては何ら問題がないから、ということになります(依頼主が個人事業主の場合は話が別)。

 

金融機関からの信用も回復

“借金”にはならない形で行うファクタリングでは、会社の資金の流れが正常化することにつながります。そうなれば、キャッシュフローが良くなったと金融機関から見なされ、取引の再開につながり可能性が高まります。

 

そうして資金の需要を満たすことができれば、今後のビジネスを拡大していくことも可能になり、守りの経営から攻めの経営へと転換を図ることが可能になります。

 

ファクタリングはビジネスの飛躍と縮地からの脱出の2つのメリットが得られるのです。

 

まとまった資金の調達も可能

保証人や担保を必要としないで、融資されるわけではないので、小口の金額しか手に入れられないというイメージになるかもしれません。

 

ファクタリングは小口ではなく、大口の金額を手にすることも可能です。特に売掛け金の範囲内であれば、いくらでも問題ないのです。

 

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